我が家が母乳だけではなくミルクも取り入れた混合育児に変えた理由についてお話しします。
私が出産した病院はものすごく母乳推しで、出産後数日おきに母乳マッサージに来るよう指導されるくらい「絶対母乳であげてください!」といった感じでした。
私はその母乳神話に相当苦しみアレコレあるのですが、母乳マッサージのおかげで噴水みたいに吹き出すくらいよく母乳が出るようになりました。(この詳しいお話は後日書きます)
その影響によりミルクを足さなくても良いくらいになったのですが、それでもあえてミルクと母乳の混合育児をすることにしました。
あんなに完全母乳を目指してやっていたのに、混合育児に戻した5つの理由についてお話します。
Contents
完全母乳をやめて混合育児にした理由
①夜中に起き上がって母乳をあげれる体力がなくなったこと
うちの娘は夜泣きが本当にひどく、21時から6時までの間に10回以上は起こされます。
夜泣きのお話はこちら
そのたびに起き上がって母乳をあげるのが正直キツかったです。
寝ながら母乳をあげれたらいいのですが、「ウトウトしながら母乳をあげていたらいつのまにか寝てしまって、子供に被さって窒息させてしまった」なんてことになったら怖いので、毎回起き上がって授乳をしていました。
毎日寝不足で上記の事故を絶対しない自信がありませんでした。しかもなんせ寝ながらあげれるほど大きくないもんで、毎回起き上がって決まった縦抱き授乳ポーズであげていました。
やはり40分ごとに毎回起き上がって授乳するのは睡眠不足もあって体力的にきつく、心身ともに限界をむかえていました。
②夜中の頻繁な授乳の影響で乳腺炎のような痛みが常にあったこと
30分〜1時間おきに夜泣きで起きる度に抱っこしたり色々しますが結局寝てくれないので、最終的には母乳をあげることにいつもなっていました。
夜中に授乳をすると母乳の分泌が良くなり、どんどん母乳が出るようになります。その夜中に頻繁に母乳をあげるので、いつでも準備OKの状態で 乳腺炎のような痛みが常にありとても痛かったです。
どこかでミルクにして母乳の量を調整しないと、痛みに耐えられないといった感じでした。
③パパと子供の2人の時間ができ、パパも育児に協力的に
母乳はやはり母親でしかあげれないのですが、ミルクだと父親でもあげることができますよね。母乳をあげている時のあのフワフワした幸せな気持ちを夫にも味あわせてあげたいなという気持ちがありました。
そしてミルクをあげることで、 自分も育児に参加するんだという意識を植え付けたいと思いました。
そんなことしなくても積極的に参加してくれれば良いのですが、うちではコレどうするのー?アレどうするのー?といつも母親の私頼みのところがありました。
正直、完全母乳になる前のミルクを足していた時は、パパはミルク作りもできなくてほとんど私があげていることが多かったです。でも完全母乳から混合育児に戻すということを決めた時にきちんと話をして、 ミルク作りとミルクをあげるのはパパの役割ということを決めました。
それからミルク作りを覚えてミルクをパパが自分の腕の中であげるようになってからかなり パパの意識が変わりました。夜泣きの時でも抱っこで外に連れて行ってくれたりオムツも積極的に変えてくれるようになりました。
そういうこともあってかうちの子供はものすごくパパ大好きっこです。
混合育児をすることによって、父性が育つと実感しました。
④母乳があげれない時でもミルクがあるというリスク分散
人生何があるかわかりません。 何かあった時にも子供がちゃんと生きていけるようにミルクも飲めるに、こしたことはないという考えがありました。もし私がどうしても薬を投与しないといけない時に母乳を飲ませられなくなるかもしれません。
そういう 何かあった時にミルクが飲めるというのは安心できます。
後は冠婚葬祭で子供を連れて行けないとき。私は地元で友達の結婚式があったので、その間家族に子供を預けて参加することができました。
母乳だったらなかなか参加するのは難しかったと思います。
私に何かあった時、怪我や病気、冠婚葬祭の出席などがあった場合でも 家族に預けることができるというのはリスク分散になるし、安心感があり心強かったです。
⑤職場復帰時にミルクが飲めていると断乳しやすい
母乳だけ育児よりはミルクも飲めた方が断乳しやすいというお話を聞きました。
子供が1歳になったら働きに出ることを決めていたので、その時に 断乳しやすい方が私にとっても子供にとっても良いかと思い、混合育児にしました。
完全母乳から混合育児に切り替えて、実際に断乳してみてどうだったかのお話は長くなるので後日書きます。
混合育児のお供!「母乳相談室」の哺乳瓶
母乳できた子はミルクの哺乳瓶を受付けなかったり、 乳頭混乱を起こすということも聞くことがありますが、うちは最初母乳がうまく出なくて病院の母子同室の時から哺乳瓶でミルクをあげていたからか抵抗なく飲んでくれました。
また、ミルクの哺乳瓶の口には母乳の吸い口に近いと言われている「ピジョン 母乳相談室」という哺乳瓶を使いました。
完全母乳を目指して母乳マッサージに通っていた産婦人科でもこの哺乳瓶を強く勧められました。というか「これ以外の哺乳瓶でミルクをあげちゃダメ!」と看護師さんから言われるくらいでした。
この哺乳瓶で最初から最後まで 混合育児がスムーズにできました。
その詳しいお話は後日書きます。
混合育児でミルクにした時間帯
上記の理由より母乳だけ育児をやめて、ミルクもあげる混合育児にシフトすることにしました。
そこでミルクをあげる時間帯について考えましたが、我が家では 夜寝る前と夜中に1回だけあげることにしました。
夜寝る前と夜中に1回ミルクをあげることにした理由は以下の通りです。
①夫がいる時は私がお風呂に入っている間にミルクを夫が飲ませてくれれば、私も少しはお風呂に浸かれるし、子供もママがいないって泣くことが少なくなる。
②ミルクの方が腹持ちが良いと聞いたので、夜泣きが少しマシになると期待した。
結果としては①はとても効果がありました。いつも私がお風呂に入る時には子供はギャン泣きでいるので、洗ってるのか洗ってないのかわからない状態ですぐにお風呂から出ていました。
それがミルクに変えてからは ミルクを飲んでいる間にお風呂に入れるのでラクになりました。
リラックスできる時間が数分あるだけでも気持ちの余裕が変わってきます。
しかし②のミルクにして夜泣きが減るということについては、うちではほとんど効果はありませんでした。我が家ではミルクに変えても夜泣きは相変わらずでした。
ミルクにしたら腹持ちが良くなるって聞いたけど、なんで30分で泣いて起きるの?と夫婦で「嘘でしょー」状態でした。
夜泣きがなくなるのを期待していたのでちょっと・・いや、かなりガッカリでした。
でも夜中に1回は夫がミルクを作ってあげてくれるので、 毎日1時間半は起き上がらずに寝れる時間ができました。
以上の5つの理由や経緯により我が家は混合育児に切り替えました。
結果としては混合育児にして良かったと思います。
私としてはとても楽になりました。
うちは夜泣きが長い間続いてフラフラだったこともあり、混合育児でなかったら確実に倒れていたと思います。
この記事の続きとして 混合育児をするために用意しておきたいものについて記事にしましたので、合わせてご覧ください。
→混合育児をするにはコレが必須!という記事はこちら