グリコのアイクレオ【液体ミルク】がついに11日より店頭販売開始しました。
それを知らなかった私は、イオンで販売していた紙パックの液体ミルクを見てビックリ!
うちは以前からアイクレオを飲ませていたので、早速購入して使ってみました。
・液体ミルクの作り方【写真付で解説】
・液体ミルクを作って感じたメリット・デメリット
・今後も液体ミルクを購入するか?
について記事にしました。
液体ミルクってどんな感じ?と興味のある方はぜひご覧ください。
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Contents
液体ミルクとは?
江崎グリコが発売したアイクレオの液体ミルクは紙パックに入っています。
粉ミルクのようにお湯で溶かす必要がなく、そのまま哺乳瓶に移して赤ちゃんにそのまま飲ませることができます。
グリコのアイクレオ【液体ミルク】の特徴
❤ 粉ミルク同様に 新生児から飲ませられる
❤ 調乳済みのミルクが液体になっていて、 湯に溶かしたり、薄める必要がない
❤ 常温で赤ちゃんに飲ませることができる
❤ 消費期限は 6ヶ月
液体ミルクは日本では馴染みがまだありませんが、フィンランドでは液体ミルクの割合が9割以上となっており、粉ミルクよりも一般的に使われています。
液体ミルクは安全か?
2018年9月、北海道地震の被災地に支援物資として輸入品の液体ミルクが送られました。
しかし「国内での使用例がない」ということで、大量の液体ミルクが使用されなかったということが話題となりました。
日本ではまだ馴染みのない液体ミルク、親が 1番心配するのは安全性ですよね。
初めてのものを我が子に与えるのは心配になります。
液体ミルクは無菌重鎮されているので、70度以上の湯で殺菌してから冷ますという工程がいりません。
殺菌する必要がないということを考えると粉ミルクよりも安全といえます。
※哺乳瓶の消毒は粉ミルク同様に必要です。
しかし、そんな液体ミルクでも安全に使用するために気をつける点があります。
それは・・・・
❤ 菌が繁殖するので、使い切らないといけない
❤ もったいないからと飲み残しをあげてはいけない
では冷蔵庫で保管すれば大丈夫か?というとそうではありません。
冷蔵庫の中にも菌は存在しているため、 一度開封したら残りも保存せず使い切るように江崎グリコでは推奨しています。
しかし、こういった「飲み残しをあげずに使い切る」ということは粉ミルクでも同様に注意すべき点ですので、液体ミルクだから気をつけないと!ということではないと私は感じました。
液体ミルクを作る手順(実際の写真つき)
グリコアイクレオの液体ミルクには 付属の移し替え用ストローがついています。
最初は「え?新生児の赤ちゃんってストローで飲めないでしょ?」と思ったのですが、これは哺乳瓶に移し替えるためのストローであり、直接飲むためのものではありません。
どういったものかわかりにくいため、実際に液体ミルクの準備から授乳までの流れを写真付きで紹介します。
液体ミルクの飲ませ方
① 液体ミルクを開封前によく振る
② ストローのストッパー部分がはまるまで差し込む
※ストローのストッパー部分とはストローの下にある突起の部分です。
③ ストローを曲げて、液体ミルクを消毒用哺乳瓶に注ぐ
④ 水などで希釈せずに、哺乳瓶に乳首をつけて飲ませる
注意点
・ 飲み残しは捨てる。
・ 開封後はすぐに飲む。
・ 飲む量は個人差があるので、必要に応じて加減する。
ストローの刺さっている部分が短いので、ミルクを最後まで出し切ることができます。
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液体ミルクのメリット
泣いている赤ちゃんを待たせない、授乳までがスピーディ(10秒)
液体ミルクは面倒な「70度以上の湯で殺菌して冷ます」という工程がいらないため、 哺乳瓶に開けてすぐにあげれます。
ミルクをあげる時はほとんどが赤ちゃんが泣いている時なので、焦ってしまいやすいです。
私なんかは赤ちゃんが大泣きしているときは心苦しくて、すごく焦りながらミルクを用意しています。
それがすぐに(グリコ調べでは約10秒で!)ミルクの準備ができるなら、 気持ちの余裕ができるのではないかと思いました。
外出時の持ち運びやストックとしても便利
赤ちゃんと一緒に外出する際、 準備が大変。荷物が多くなって重たいという悩みがあります。
外出時にミルクをあげる場合に我が家が準備する荷物はこんな感じです。
粉ミルクの場合の外出時の準備物
・哺乳瓶
・お湯入りの水筒
・湯冷まし用の水筒
・粉ミルク
正直コレを準備するのはとても面倒で、なおかつ赤ちゃんを抱っこした上でこの荷物を持っているのでとても重たいです。
これが哺乳瓶と液体ミルクだけになれば、 準備も楽だし荷物も軽くなるのでとても嬉しいです。
お湯を使わないので安全
お湯を使って調乳する必要がないので、 赤ちゃんの相手をしたままでもミルクの準備をすることができます。
お湯を使う場合は子供が手を出して火傷をしてはいけないので、一旦離れてからミルクの準備をしていましたが、すぐそばでミルクの準備ができるのはとても良いです。
そういった面でも 安全性が高いといえると思います。
調乳不要で不慣れな人でも簡単に授乳できる
液体ミルクは調乳不要のため、 初めてミルクをあげるという人でも簡単にミルクを授乳することができます。
赤ちゃんをパパや祖父母に預けるとき、「液体ミルクを哺乳瓶に移しかえててあげてね」と渡せば良いだけなのが良いなぁと思いました。
常温保存が可能
グリコのアイクレオ液体ミルクは 常温で保存ができ、消費期限も6ヶ月のため被災時の備蓄用としても良いです。
以前から被災した時にミルクは作れるんだろうか?水でさえない状態の中、ミルク作りに必須のお湯ってどうやって準備するんだろうか?という不安がありました。
でも液体ミルクだと、被災時でも開けてすぐに飲ませることができます。
母乳中心の方でも被災時には母乳が出なくなるというトラブルもありえるので準備しておくにこしたことはないかもしれません。
液体ミルクのデメリット
価格が高い
液体ミルクの 最大のデメリットは価格帯です。
グリコのアイクレオの容量は125mlで、希望小売価格は1本:200円(税抜き)。
同シリーズの粉ミルクのスティックタイプは1本あたり100mlのミルクを作れて、ほぼ同様の内容量で1本:約50円です。
単純計算で約4倍の価格差があります。
液体ミルクによる楽さと価格のどちらを取るかということになりますが、震災時などの備蓄用・外出時用・子供を預ける時用としては上でもお話ししたとおり 液体ミルクの方が格段に良いので、我が家は購入しました。
容量が少ない場合も
首のすわったような赤ちゃんの場合は1回辺りの授乳で 125mlだと足りない場合があります。
大きくなった赤ちゃんは1回の授乳で約200ml飲むため、その場合は2パック使わないといけなくなります。
そういった赤ちゃんのためにも液体ミルクが一般化され、容量の幅が今後増えていけば良いですね。
今後も液体ミルクは購入する?
液体ミルクは粉ミルクと比べると現状では価格が高いため、家で頻回だと経済的に厳しいです。
ただ 災害時の備蓄用、外出時用、子供を家族に預ける時用には液体ミルクはデメリットを遥かに上回るメリットを感じます。
ですので我が家では液体ミルクを購入しました。
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最近では大型ショッピングセンターでは授乳室が完備されているところが多いので、授乳室の自販機で液体がミルク売っていれば、哺乳瓶さえあればあげれるのでもっと便利だなと思います。
液体ミルクを使ってみて、今後液体ミルクがもっと普及されれば、育児自体も楽になるのではないかと感じました。
あと「液体ミルク」という名前はなんとなくイメージが悪いので、もっと他の名前をつけても良いかなと思いました。
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